前回は、 新人家族の智弥季さんを交え、 四人で 昼食を取るべく 病院の後、 蜻蛉さんで 他の三人を 待っている時に 書いてみました。
今日は、 銀行に行ったり 近頃 おいしくなくなった粉浜のコーヒー屋で 豆を 買ったりしていたら また なんだか 黄昏できて、 もう2時なのに、 マロニエさんへ 一人旅に 来てしまいました。
時間は 少し遡って、 白木さんに 行った朝 お風呂に入る前のトイレ
わが賃貸住宅は、旧大阪型長屋で、 本来 風呂場など無く、 便所も家に無く 裏庭に離れてあった。 それでは なかなか現代生活に合わぬので 大家さんが 庭に張り出すように、 台所の土間に床を付けた時に 建て増ししている。 従って 西洋風の座式ではあるが 座ると 前の壁まで ほとんど空間が無い。 トイレに入ろうとして、はたと困った。 左足が曲がらない。 座して 右手に扉がある。 と、云うことは 足開いて座ることもできない。 ここ三十年 起き抜けに トイレに座することを 習慣にしている小生としては、 ことの良悪の判断はない まして 寝間着代わりに着ている ヒロスケにもらった 厚手のスエットを 下着ごと下ろしてしまっている今 ことは急を要している。 智弥季さんが いつ二階から 下りてくるかわからない、 妙な格好で トイレの前で 佇んで居るわけにも いかず 取り敢えず 入ってみる。 やっぱり 駄目だ。 壁が 近すぎる。 ままよ と 膝を曲げてみたが あまりの痛さに 直ぐ立ち上がってしまった。 壁と便器に挟まれ 怪しい格好で思案していると 便意は 主人の思惑を他所に 益々 激しくなってきた。 もう時間がない。 思案熟考の末 一旦外に出て 両足を曲げずに 飛び込み競技の 「海老反り」よろしく 両膝、伸身のまま着座。 したたか 臀部を打ちながら 座ることは できた。 しかし、このままでは 小用すら 足せない。
快男児 武骨な爺さん 危機一髪 しかして その結末や如何に つづく 『神経性頻尿症 残尿感有り』 鞆翁
前回は、
新人家族の智弥季さんを交え、
四人で 昼食を取るべく 病院の後、
蜻蛉さんで 他の三人を 待っている時に
書いてみました。
今日は、
銀行に行ったり
近頃 おいしくなくなった粉浜のコーヒー屋で 豆を 買ったりしていたら
また なんだか 黄昏できて、
もう2時なのに、
マロニエさんへ 一人旅に 来てしまいました。
時間は 少し遡って、
白木さんに 行った朝
お風呂に入る前のトイレ
わが賃貸住宅は、旧大阪型長屋で、
本来 風呂場など無く、
便所も家に無く
裏庭に離れてあった。
それでは なかなか現代生活に合わぬので
大家さんが
庭に張り出すように、
台所の土間に床を付けた時に 建て増ししている。
従って 西洋風の座式ではあるが
座ると 前の壁まで ほとんど空間が無い。
トイレに入ろうとして、はたと困った。
左足が曲がらない。
座して 右手に扉がある。
と、云うことは
足開いて座ることもできない。
ここ三十年
起き抜けに トイレに座することを 習慣にしている小生としては、
ことの良悪の判断はない
まして 寝間着代わりに着ている
ヒロスケにもらった
厚手のスエットを
下着ごと下ろしてしまっている今
ことは急を要している。
智弥季さんが いつ二階から 下りてくるかわからない、
妙な格好で トイレの前で 佇んで居るわけにも いかず
取り敢えず 入ってみる。
やっぱり 駄目だ。
壁が 近すぎる。
ままよ と 膝を曲げてみたが
あまりの痛さに 直ぐ立ち上がってしまった。
壁と便器に挟まれ
怪しい格好で思案していると
便意は 主人の思惑を他所に 益々 激しくなってきた。
もう時間がない。
思案熟考の末
一旦外に出て
両足を曲げずに
飛び込み競技の
「海老反り」よろしく
両膝、伸身のまま着座。
したたか 臀部を打ちながら 座ることは できた。
しかし、このままでは
小用すら 足せない。
快男児 武骨な爺さん 危機一髪
しかして その結末や如何に
つづく
『神経性頻尿症
残尿感有り』 鞆翁